2020年8月28日(金)
武漢肺炎・COVID19・新型肺炎
コロナウイルス・新型コロリ

山口県でのコロナウイルス感染者は一時いなくなり、感染者も全員が完治して、もう一人もいないだろうとみんなが思った時期があったが、国の「GO TOキャンペーン」などという経済優先政策で、国からもらった10万円で若い人が飲みに行ったり、旅行に行ったりで人の動きが活発化した。
夜の街も活気を取り戻してにぎやかになった。その結果、山口県でも感染者が急増することになった。

東京、大阪など巨大都市では感染者が日ごとに更新され、とどまるところを知らない。ねずみ算よりひどい〔Y×X2〕並みの放物線のようにはね上がり、毎日300人とか500人とかの数で増え続けている。このままだと、9月の中頃にはアメリカやブラジルのようになり、最悪のシナリオも予想された。

しかし政府は重大な国難なのに黙して語りたがらずで国会も開かず、ここに至ってまだ様子を見ようとしている。「十分に注意しろ」とか「ソーシャルディスタンス」とか「消毒しろ」とか、なんだかコロナや国民をなめているようにしか思えないことを繰り返す。

その主な理由は、病院の受け入れ能力にはまだ余裕があるからだそうな。人の動きを止めたら経済が止まり、会社がつぶれてしまったら自殺者が急増するので、どうせ死ぬならやりたいことをやらせて、死なせた方が良いと思っているのかなぁとか考えたりするが、まさかそんなこともあるまい。

ここは日本だ。世界の中で最も朝日が早く昇る国だ。日本国の国旗を見たらわかるように日本は世界に冠たる国だ。したがってコロナの薬も、きっと日本人が作ると信じている。日の丸がそれを物語っている。

真っ白い布の真ん中の大きく真っ赤に塗りつぶした丸がある。ただの丸いリングではない。あの赤い丸は梅干しではない。世界に一つしかない熱い血の闘志の塊のしるしだ。勘違いしてはいけない。日本という国は世界に一つしかない凄い国なのだ。生まれつきの日本人であるなら国旗をしげしげと見ていたら、そんな勇気が湧いてくるのが実感できるはずだ。

笑いごとではない。足元がこんなにガタガタと騒々しいのに、馬鹿げたことをいつまでも繰り返していてはいけない。世界中の科学者やスポーツマンは「日本には限界という言葉がきっとないのだろう」と思っているとか聞いたが、日本だってすべての物事には限界があるので、面白いことを言うのもいい加減にしてもらいたい。

コロナの対応は非常に難しいかじ取りであることは誰にもわかる。しかし、死んでしまったら生き返らせることはできない。こういうと、つぶれた会社は2度と再生することはできないだろう、という人がでてくるだろうとは容易に想像できる。

閑話休題、きょうは心臓の1年点検で大病院に行ってみた。晴天で日差しがかなり暑い。院内に入るのに助手席にあるマスクにしようか、フェイスガードにしようかと迷ったが、マスクはやめた。

私は7年前、心臓の不整脈で手術を受けた。天才ドクターがオペをしたので、皆さんに安心して言えるが、彼は患者や看護師からゴッドハンドと言われていた。

私の胸の前のあばら骨を鋸でひき割り、油圧ジャッキで骨を広げて心臓を胸の中から切って取り出し、まな板の上に載せてスイカのように半分に割り、弁を2つ取り換えた後、心臓をもとの形に縫い合わせて元通りの形にととのえて再び胸の中に入れ、血管をつなぎ合わせ、左右のあばら骨をつなぎ合わせて機材から外し、心臓マッサージをして心拍を再起動させて点検した。

確認後、若い医者に胸の皮膚を縫い合わせるのを任せ、全部で10時間ぐらい掛かったと聞いたが、その間、とうとう輸血は一滴もしなかったそうである。恐るべき神業だ。

利益のある関係者が言っているのなら問題だが、利益も何も関係ない患者や経験者たちが、全員ゴッドハンドというのだから凄い。私のお客さんも、聞いているだけで数人、彼に心臓を切られているが、彼が失敗したのを聞いた例は一つもないので、私は心臓の話が出るたびに彼を紹介した。

1回も失敗していないので安心して紹介できる。だから彼は2年先までオペの予約が埋まっていた。ところがきょう行ってみたら、その天才医師が転勤していた。どこに行ったかわからない。少し不安だが、ゴッドハンドの仕事だ。多分だが、この先、大した問題も発生しないだろう。私はどういうわけかわからないが、将来に安心しきっている。「まず、何事も起こらないだろう」が信じられるからだ。

これは人として、医者として、素晴らしい関係だと思う。対人関係で、これ以上のものはないだろう。あの医者に対して適合する感謝の言葉は見つからない。神様や仏様のような存在だ。まだ私の片足は白木の箱に入りかかってはいるが、まだ私は仏様になっていない。

こんな医者のような政治家は日本にはいないのだろうか。日本には、まだ若いのにノーベル賞をもらった学者はかなりいるが、政治の政界では長くやって平和賞をもらったとは聞いているが、度肝を抜く手腕で天才政治家と全国民が認める人は、私は山口県人でありながら、まだその名前を知らない。

しかし、このたびのコロナでその手腕が問われ、頭角を現しだした人たちが見え始めた。将来が楽しみだが、今はコロナだ。こいつをやっつけないといけない。

話を戻そう。コロナのかじ取りは困難を極めるが、日本には限界がないらしい。優秀でやる気のある学者はかなりいる。まもなく、彼らはペニシリンのごとく、いちころで治る薬を発見するのは私には見える。限界を超えて睡眠を削ってやっているので10月の中頃には、きっとテレビが報道することだろう。

これはもはや時間の問題であり、心配はその効果力と副作用だけだろう。昔から言うではないか、「病のあるところ、必ず良い薬有り」と。

皆さん、これを信じて待とう。私は10月の末ごろには我が日本から必ず良き薬が出ることを信じてやまない。私は少し偏屈な田舎者の日本男児(老)だが、彼らを私たちのできる範囲で応援していたいと神様に祈っている。