コラム
19セルフガソリンスタンドの話

価格が少しやすい、少しの量でも悪い顔をされない、変なものを押し売りされない、とかいろいろメリットが多いので最近は人気が高くていつ見ても繁盛している。

しかしそれはメリットだけだろうか?デメリットがあるとしても何パーセントのお客様がそれを理解してうまく利用しているのだろうか

最近OIL交換は車検ごとという人が増えた。新車からだと、優に3万キロ近くは走っている。いくら上等なOIL でも6000キロぐらいしか持たないのが普通だから補充、補充の繰り返しで、実に能力の5倍以上の酷使に耐えていることになる。

人間と違って機械は正直だから文句を言わないが、機械が症状を出したときは既に手遅れになっていることが多い。真冬なのにオーバーヒートしたり、

タイヤから針金がいっぱい出ているのに無視して乗り続けたり、われわれプロからみたらハラハラするような状態の車に平気で乗っている人が多くなってきた。

セルフスタンドの場合、セルフなのだから基本的に自分でしないといけない。しかしセルフスタンドでボンネットを開けているのを私は未だみたことがない。あの人たちは皆、家で点検や整備をしているのだろうか?


私は思う「きっとガソリンを入れる以外、WAXをかけるぐらいしか家ではできないのではないか−−−と」そして煙が出たり、異音や異臭がしたり、パワーが全然なくなったりしてから「あの−−−車が−−−」といってやってくる。それはそれでいいのかもしれないが−−−私は言いたい

「セルフスタンド専門にいくお客さんは12ヶ月点検はまじめに受けたほうがいいとおもう」

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