コラム

46      事故しない車たち

長い事、車屋をやっているが最近の車の変化は目を見張るばかりだ。

昭和20年ごろから車は最近まで少しずつ変化はしてきたが、小手先の変化でたいした改革はなされてこなかった。しかしここにきて変わっていないのはワイパーだけで後は殆ど変ってしまった。ワイパーだけは船も車も飛行機も殆ど変っていない。間欠機能が付くか船では回転式ガラスがついた位のものか。

しかし他の機能はすごい変化をした。ライトは昔白熱電球だったのがハロゲンに成り、またHIDにもなりキセノンに成りLEDになりかかっている。間もなく近い将来に赤外線センサーになるだろうから車からすべてのライト類は消えてなくなるだろう。夜になったらフロントガラスの内側が映画のように景色を映し出すスクリーンになるのだ。相手に自分の存在を知らせるのはきっと無線だろう。

無線は今のスマホが進化して勝手にやってくれるのだろうか。さもなければ体内に埋め込んだ発信チップ(国民全員がナンバーをもち24時間個人ナンバーを発信している。)がそれをやるのだ。そうしないと壁の陰から出て来る歩行者は感知できないからだ。その事により犯罪も無くなるだろう。

ラジエーターも鉄、銅、真鍮、アルミ、セラミックス、更にエンジンがモーターに成ったのでラジエーターはいらなくなった。以前我が岩国市にはラジエーター修理工場が5軒もあったが今ではラジエーターの専門店は、もはや一人もいないとこまで変わって行った。

エンジンも枚挙に暇がないほど変化した。ガソリンからディーゼル、ロータリー、水を電気分解して水素等で走る車は全く燃料が要らないらしい、そして今頃の主流はモーター、めまぐるしく変わって行った。そのモータも大型から小型へ更に薄型に成り、軽くなり構成部品の数の減少からか故障も全然しなくなった。重厚長大産業から軽薄短小にどんどん進んでいる。

そうは言っても昔のモーターは良く壊れていたが今頃の冷蔵庫のモーターは20年経っても無事故無違反ではないが、絶対に壊れない。特に日本製は。冷蔵庫や洗濯機が壊れたので新品に取り換えたと言う話は、友人に電気屋がいるがそんな話は聞いた事が無い。交換は省エネの為か使い勝手のためであり壊れたからではないらしい。

ガラスもただの板ガラスから強化ガラス。部分強化、合わせガラス、今ではガラスではない割れないアクリル入りの超強化ガラスが主流だ。水族館のガラスが非常に薄くなったのがそれを物語っている(既にガラスではなくなってきているらしい。スーパーアクリル樹脂の表面に強力被膜を張り付けた超ガラスを開発中とも聞いた。)確かにメガネのガラスは全然割れなくなった。

タイヤも変わった、内部のチューブがなくなって久しい。間もなく、10年先は車からタイヤはすべてなくなるだろう。小さいコロ位は少しの間残るかもしれない。スペアータイヤなどはなくなって久しい。ブレーキもそうだ。今までは車のブレーキパッドは4万キロから5万キロ位で取り替えていたが、ハイブリッド車になるとブレーキの役目は発電機がやるので15万キロ位以上までは交換不要になってしまった。言いかえれば上手な人は廃車まで交換不要と言う事に成る。近未来ブレーキはなくなるだろう。

飛行機も船も車のブレーキに相当するものはない。パーキングギヤがあるくらいか。ハンドルの変わりようはひどい。以前はホーンボタンだけが付いていたが今ではワイパー、ウインカー、ライトやエアバッグがつき、ステレオの操作機能がつきエアコンの操作ボタンがつき、高速道路のスピードコントロールがつき、事故時の衝撃緩衝装置も付き、もはや本来のかじ取り装置は付属品のレベルになった。

尤も操縦装置で最高に進んでいると言われている飛行機はもう40年以上前から離陸から着陸まですべての装置に触る必要がないようになって久しい。大分前フィリピンに行くとき乗客の中で希望者は有料でコックピットを見せてもらった事があったが機長も副操縦士もただ腕組みをし、座って英語で雑談をしているだけで運転作業としては何もしていなかった。

機長の仕事としては時々機内アナウンスで「お客様に申し上げます。本日は当フィリピン航空をご利用くださいましてまことに有難うございます。当機はただ今沖縄上空を高度2千メートル、速度1200キロメートルで順調に飛行しています。皆様ごゆっくり空の旅を御満喫ください」などと流ちょうな録音テープのような日本語でしゃべるだけで飛行機はGPS等で完全に制御され、時々副操縦士がレーダー等を点検するふりをするだけで手足を機械にさわることはまったくなかった。

それでも飛行機は順調に定刻に静かにマニラ空港に着陸した。機内で変わった事と言ったらスペイン系のかなり美人のCA(当時はスチュワーデスと言っていた。)がマリリンモンローのごとく妙に腰を振って色っぽくあちこちにウインク交じりで笑みを振りまいて歩いていたのを記憶している。

話は戻るがその飛行機の製造技術がどんどん車に入って来て最近の日産のニュースでは少なくても7年後までには事故0の車を販売すると社長が言っていた。社長が言う位だから多分5年後くらいには発売するのではないかと思う。そのCMで実際社長が乗っていた車は運転席に誰も乗っていないのに勝手にハンドルがくるくる回り障害物をよけながらの走行中なのに社長は前を見ずに後ろを向いて話をしていた。

そんなことだからトヨタも本田もそれなりに全自動の車を作っているのではないかと容易に推察できる。今、自動車免許にはオートマ限定と言うのがあるが7年後には一人限定と言うか、無免許限定と言うか、とにかく自分一人だけで車に乗る分には、運転(?)免許が要らなくなるだろう。事故が絶対起きなければ免許は当然いらないからだ。子供でも痴呆がひどいお年寄りでも簡単に乗れる。事故は絶対起きないから多分保険も必要ないので掛けなくていいだろう。

コンピューターの故障の為に事故が万万万万が一、起きた時の責任場所の関係で故障保険はいるかもしれないがこれは新車の時にトヨタ等が掛けて来るので一般の人はいらないだろう。ナビに向かって行き先を口で命令してGOのボタンを押したらあとは後ろの広い席で麻雀をしながら酒を飲んでいるか、寝ていると言うのも夢ではない。時代が進むほど人は睡眠時間が少なくなってくるので将来はきっと車中は睡眠の為のスペースばかりになって行くのだろうなぁ。

しかし船も飛行機も車もどんどん自動化が進んでいるのに新幹線以外の電車が遅々として進まないのはなぜだろう。レールの上を走るだけだからハンドルは要らないはずなのに未だにブレーキと前進ギヤとバックギヤだけに留まっている。それなのに北海道などでは事故が多いと聞く。良く分からない所だ。ヒトだけが自動化に乗り遅れているのは気のせいかなぁ?人は便利なように環境を変えてきた。

このつぎはヒトが変わらないと機械に付いていけない。既にヒトが作った機械についていけない人がこの日本だけでなく先進国には多数の人があふれかえっている。恥ずかしながら私などは未だスマホの使い方が全機能の1パーセント以下しか分からない。Uターン、Iターンの人が増えているのは何かの変動の前兆かなぁ?その人たちを違う温かい目で見ようとしているのは私が既におかしいからかなぁ?そんなことはきっと、多分ない、U、Iターンの人には機械にない夢を追いかけているように感じている。

志や夢は金より大切だ。時は金なりと言うが今頃は時は命だと言う人が増えた。30年かけてやった仕事は30年分の命と取り換えたということだ。今これを読んでいる若いあなたにはきっと少なくとも10年先が見えている事だろう。今のうつろなあなたの目に映っている車は空を飛んでいるに違いないと思っているのは私が完全にいかれているからかなぁ。

しかし現在岩国空港にオスプレイは二回しか来ていないが市民の殆どが来年か再来年中には20機くらいが常駐することは覚悟している。航空自衛隊がオスプレイを所有するのも時間の問題だ。皆3年以内だと言っている。阿部総理はそういう人だと地元の人はみんな思っているのではないかなぁ。善しあしは別として。私は愚鈍な頭で考える。

7年以内に車の軽4輪がオスプレイに変身し、軽4輪が空を飛んでいるだろう。国土交通省が邪魔をしなければの話だが。既に日本の車は51パーセント以上が軽4輪自動車になつている。国土交通省などから渋滞解消が叫ばれて久しいが一向に直らない。

解決策としては軽4輪のオスプレイ化しか考えられないが、この車は車だけれど、ちゃんとしたタイヤはついてなく、もはや高速道路は走る事はない、岩国沖上空1000メートルに日本列島改造により作られた(高速道路は元田中総理が日本列島改造論により作ったが今度の上空超高速レーンは阿部総理が作るだろう。阿部総理はいつまでも黙っている人ではないことをそろそろ国民は皆知り始めている所だ、あの人はぎりぎりのところまでやるところがある。

心配は彼の奥さんの昭恵夫人が総理の健康管理をどこまで出来るかということだ。2回目だから少し期待しているのだがどうだろう。総理の彼に指図できるのは彼女しかいないような気がする。天皇陛下は政治には介入できないし、側近はイエスマンばかりだろうから。)二人乗りの小型オスプレイが専用レーンに乗ってワープしている。山口県から東京まで1分しかかからない。こんな事を言っていたら皆が私を気違いと言うのだが、つい最近の昭和初期まで、京都から東京まで早い人で16日、遅い人は20日かかっていた。

今、東京まで2時間しかかからない。各駅で停車しなければ半分の1時間で行くだろう。このことをワープと言ったら誰が笑うだろうか。東京まで1分と言ったら多分笑われるだろうけれど。私は今、岩国沖海上、上空に作られる専用超高速航空レーンに乗るため上昇を続けている軽4オスプレイが私には多数見えている.この話をすると大抵の皆は、小型オスプレイは分かったがそれを超高速で運ぶレーンはなんで出来ているのだと聞く。

そこが分かっていれば何の苦労も無いのだがそれは学のない私に聞かず大学の先生かアメリカのNASAのもっと頭の良い人たちに聞いてほしい。光より早いと言われるニュートリノとか、物質の重量が無くなると言う素粒子理論など私にはよく分からないからだ。この辺は京大の山中教授等はまだ若いから近いうちにブチ早い乗り物を作ってくれるかもしれない。早いだけなら色々なものがある。

ちなみに新幹線は一秒に80メートル走る。フランスの新幹線は何と日本のそれの二倍速いそうだ。しかし安全がイマイチらしい。弓の矢は一秒に15メートル飛ぶ。ボウガンの矢は新幹線と同じくらいだ。動物のチーターは一秒に30メートル走る。雨は一秒に7メートル落ちる。鉄砲玉が早いとみんな思っているがライフル銃の弾は秒速1000メートルだ。飛行機より遅い。テポドンはジェット機よりもっともっと早く飛ぶ。散弾銃や拳銃の弾は一秒に300メートル飛ぶ。

ちなみに散弾銃の弾は慣れて来ると飛んで行くのが肉眼で見える。光の速さは一秒に31万キロだ。リニアモーターは500キロ以上も出るらしいがレールから10センチしか浮いていない。しかし取りあえず浮いているので、あれは走行中は飛行機として考えるのが妥当だろう。UFOはどうして浮いているのだろうか。今の科学で考えられるのは超電動しかないと思うがこれは今の日本の科学では高くは飛べない。

一晩に1メートルも降り積る雪や、1時間に150ミリと言う傘も役に立たないほどのバケツをひっくり返したほどの大雨はなぜ、どうやって空の上に浮いているのだろう。あの水の総重量は何百万トン以上と半端な重さではないはずなのだが。

これが利用できるようになったら小型オスプレイの浮上は簡単なはずなのだがなぁ。気象庁によれば上昇気流に乗って浮いているらしいとのことだが、留まっている雲からでもひどい雨は降る事があるので全部上昇気流だけては説明がつかないだろう。

しかしこの上昇気流なるものをコントロール出来たら今までの問題はすべてノープロブレムとなるだろう。それにあと何年かかるのだろう。私が生きているうちにやってほしいものだが。それさえできたらワープもすぐだがなぁ。渡り鳥が北に帰る時3000キロも飛んでゆくが羽ばたき続けるのではなく殆どは上昇気流に乗って浮いているだけだと聞いた。

ハワイに行く飛行機も往復の時間が一時間も違うのだがこれも気流の関係だといっていた。船も飛行機も走行中にアクセルを全開にするのは重力に反して浮力を出すためだ。浮力を他のものでカバー出来たらエンジンは前進の為だけに使えるから最高スピードは見る見るうちに今の100倍になって行くだろう。人類がUFOに乗るのもそんなに遠くではないと思う。

今、小型オスプレイを作れるのはかつて零式戦闘機を作った我が大日本帝国以外にないと確信する。最近は天皇陛下は事あるごとに各地に赴き、その方面の優れた人と握手をされ、これから先を期待していますと温かい目ではげましながら奥の深い愛に満ちたお言葉で専門家たちのその気を向上させていらっしゃる。ドイツ人やフランス人が激しく追随してくるのもみえているが。

かつてアメリカ軍は広島に原爆を落としたが、これは昔からよく言われて来た事だが、あと一週間遅かったら日本軍がニューヨークに原爆を落としていたと言う。日本の研究家たちもうつむいてばかりではないだろう。嘘かほんとかは分からないが最も化学や医学などが進むのは戦争時だ。今の日本は借金がいつデフォルトになっても可笑しくないとこまで来ている。

儲かっている会社はどんどん日本から逃げ出している。先の大戦の時も金塊を持って逃げ出した人が多くいたし、戦後まもなくデノミが起きるのは金持ちは皆知っていたから株や不動産や貴金属に走った人も沢山いた。デノミをするために預金が封鎖になっても株を買うからと言えば封鎖されたはずの預金を当時の銀行は現金を出してくれたと聞いた。阿部総理は今こんな時、財務省の方ばかり向いて消費税なんかにうつつを抜かしてないで世界に売れる物の開発にもっと金を出してくれないかなぁ。

今の日本は戦後に等しいほど刀折れ、矢尽きた状態である事は分かっている筈なのだが。日本には金はなくても知恵はある。やる気のある人も沢山いる。もう立ち上がれないほど疲弊しているとはまだ思っていないのだが日本国も貧乏がひどすぎるから無理かなぁ。借金1000兆円は郵便局に有る1400兆円を昔やった徳政令でチャラにする積りかなぁ。しかし彼には金持ちを騙して大金を出させる手腕がある。ちょっとこちらを向くだけで大金を出してくれる金持ちは腐るほどいるのだがなぁ。

今の日本は借金まみれで破産寸前だから金を出せと言っても大したことはできないが阿部さんが総理就任時に「私はやる」と言っただけで株は二倍近く上がって15年の長期間、株を塩漬けにしていた人たちはかろうじて売り逃げして助かった。彼が「これからの日本は、、、、」と口にするだけで日本の産業は起死回生へとつながって行くのだがなぁ。小型オスプレイに乗っているのは子供と年寄りで、誰も運転はしていないのはもう皆さんの知る所だ。しかし今まで行けなかった人や場所がすべて可能になるのだから。

彼女を誘うにも「昼休みの間にポンギにコーヒーを飲みに行こうか」「今は冬だけど今日仕事が終わったら夕方泳ぎに行こうと思うのだけどタヒチとワイキキとどっちがいい?」などと言う私は病院の神経科に行った方が良いのかなぁ。しかし昔から、半分以上いかれかかった人が少し先の事を言っては気違い扱いされていたのは否めないがすごいスピードで世の中は日々進歩している。

小型オスプレイの開発では誰がノーベル賞を貰うのだろうか?日本人で有るのは間違いないと思うが大学の先生などではなく「すぐやる課」というやる気のある課のある会社のチーフのはずだが現在の車や飛行機のメーカーの従業員ではないような気がする。車に対する変な先入観があっては開発の邪魔になるからだ。国土交通省と仲が良すぎると言うのも問題がある。

小型オスプレイの製造は胃薬のメーカーか携帯電話のメーカーか洋服のメーカーがやっているか今の私には知る由もないがそれはもう目の前に見えないだけで近い未来に着々と発表を控えている。それも非常に近い将来に。皆さんの家のガレージに真新しい軽4輪オスプレイが見えていませんか?それは遊園地のメリーゴーランドのように透明な屋根が付いており4人くらいが乗れる丸い形をしていませんか?

 

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