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97 オッパイ保険 損害保険が本格的に発達したのはイギリスだそうだ。その昔、植民地のインドなどからコーヒーやカレーなどを船で運んでいたが、当時の船はよく遭難していた。しょっちゅう沈没していたのである。 帆船なのでエンジンがなく、ろくな海図も天気図もない当時としては当たり前だったのかもしれない。だから無事に船が港に戻ってくると、乗組員や船主、荷主は大喜びであった。莫大な利益がでるのである。 そこで保険が顔を出してきた。船が航海の途中で嵐などで沈没したら損害を補償しようというのである。保険会社は儲かった。船主も荷主も儲かった。そういうわけでイギリスでは保険会社が300社ぐらいも でき、そして、なんにでも保険をかける風潮が出てきた。。日本人からみたらなにもそこまで、、、というものもあるがお国柄と思ってもらいたい。イギリスにロイズという大きい保険会社が この会社は「およそ、保険がつけられる危険でロイズで引き受けられないものはない」と公言しているぐらいで、たいていのことはなんとかなりそうな鼻息だ(日本にも支店がある)(以下にあげるのはロイズ以外の商品もある) ○娘の純潔保険―――1966年5月から売っている。自分の娘や彼女の体の純潔が心配な向きは精神安定剤代わりにいかが。 ○離婚保険―――昭和55年から売っている。もし離婚したら保険会社から慰謝料がもらえる。掛け金のことだが、若い人ほど高くて年をとるほど安くなっている。 ○通り魔保険―――主としてレイプを対象としていて精神科の治療費やPTSDになったときの慰謝料にあてられている ○オッパイ保険―――イタリアの女優、ソフィアローレンがかけていた。検査のため時々、色、形、艶、堅さなどを保険会社の社員に観察される。(できることならその保険会社の社員になりたかったものだ) ○脚の保険―――マレーネ・ディートリッヒ3億円、野球の福本選手が1億円確か俳優の浅野ゆう子さんも、若い頃一億円くらい(当時)かかっていたと記憶しているのだが、、、、、。 ○ペット保険―――事故,けが、病気、行方不明、などに全額でる。 ○誘拐保険―――日本ではなじみがないが外国では多発している。身の代金を補償する ○ハイジャック保険―――契約時に一日いくらと決める。25万円が上限だ ○ダイヤモンド保険―――掛け金がかなり高い。盗られるために加入するのかそれとも、、、、、とか思ったりするほど高い。保険料はダイヤが20億円なら年間三千万円くらいだ ○郵便保険―――白い粉などが送られてくる時代だから仕方ないかな。 ○所得保障保険―――泥棒がにげる途中で階段から落ちてけがをした。「営業(?)していたら月に200万円にはなるのに」といって食い下がったがやっぱり全然出なかった。 |
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